記名=名前を書く事
この当たり前で簡単なような事でも
息子にとってはかなりの苦痛を要します。
今やっているワークブック。
これは1ページ1ページに名前を書く欄があります。
恐らく切り離しても使えるようにとの配慮なのでしょうが、
息子にとってはまずこの記名で、一気にやる気を無くします。
『何でいちいち名前を書かないといけないんだよ~!』と、
本題に入る前にやる気喪失。
そして、私に促され、嫌々名前を書くのですが、
もう、解読不可能のような文字で書きなぐります。
私は『それじゃあ読めないから、書き直し~』と、
消しゴムで消し、息子は『せっかく書いたのに!!』と、
更に怒りモード。
まずこのバトルでかなりの体力、精神力を消費します。
今日は算数のワークブック。
しかし、連日の暑さでかなりばてている息子は、
机の前に座っただけで、不機嫌の極致。
何とかだましだまし、まず間違え直しから入ったのですが、
文句を言いながらやっている姿に、私も怒りスイッチ・ON!
例の如く文句を並べ、息子は泣き出す始末。
いつもだったらそこで『もういいよ!好きにすれば!』と、
部屋から出て行く私なのですが、今日はちょっと違う戦法で…
『あっそ!じゃあママがや~ろうっと』と、言い鉛筆を持ちました。
そして、『え~と、これはこれで~』と、進めていると
息子が顔を出しながら、それって違うんじゃない?などと
話しかけてきました。
『じゃあ、Yがチャレンジしてみる?』と聞いたのですが、
『いい。遠慮する』と、敵も中々。(⌒-⌒;)
とりあえずは、式を書き、『○○÷○○は何?』と、
息子に聞きながら問題を進めていきました。
息子はやはり口頭で答える分には抵抗を示しません。
名前を書いたり、式を書いたり、やはり書字に抵抗を
示すのです。
そして、1ページが終わり、名前の欄に
『これはママがやったんだから、ママの名前を書くからね』と、
自分の名前を書きました。(笑)
息子は『絶対消さないでよ。そのままにしといてね。』と、
ニヤニヤしながら言いました。
『消すわけないじゃん。すごく苦労して解いたんだから』と
私は言い、『次のページはYがやっておいてよ、トイレに行って
来るから』と、私は言い、トイレと洗濯を済ませて戻ると、
ちゃんと言われたページをやっていました。^^
書字に対する息子の拒絶反応。
どうにか少しでも和らげたいと思っているのですが、
中々改善には至りません。
本当に難しい問題でもあり、最大の壁でもあります。
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