今日は久々の通級。しかも集団学習で、
中・高学年が一緒に体育館で運動をします。
運動はリレーや輪くぐり、縄跳び等で、8~9人位の
各学年が入り混じったグループが4つで競い合います。
しかし息子のように6年生グループは毎月指導がある訳ではなく、
経過観察が主なので、練習もしていません。
いきなりの集団。しかも知っているお友達の顔もなく、
何をやるのかも全然知らされていない息子は当然
『もう帰りたい~』と、呟いていました。
そして更に
『どうせ勝っても負けてもどうにもならないんだから、
別に勝たなくてもいいや』と、私に聞こえるように言います。
しかし私はジッと我慢。
出来ないなら出来ないで仕方ない。
最後まで投げ出さずに出来ればそれでいいか・・・と
ちょっと残念な気持ち。(T T)
しかし!
息子は走りました!
高学年ということで、プレーはいつも最後なのですが、
リレーや、障害物競走で、
他のグループはもうアンカーがゴールをしているにも関わらず、
バトンを受け取った息子は全力で走り出したのです。
『えっ!!!』
と、私は目が飛び出すほど息子を見つめました。
真っ直ぐにゴールを目指し、一心不乱にゴールを目指し、
走る息子。そして、真っ白いゴールテープをきる息子。
すごい!すごい!すごい!
これがあの息子なの!?
すごいエネルギー! すごい!すごい!
すごいカッコイイ!←親ばか
その姿に2度も涙ぐみ、
出来るじゃん!
ちゃんと頑張っているじゃん!
何よ、私には全くやる気を見せなかったのに~と、
息子が少し照れくさそうに私の側に戻ってくる前に
必死に涙を拭きました。
ありがとう!
その言葉しかみつかりません。
ちゃんと頑張っているんだね。
高学年として、最後尾につきながら、プレッシャーに耐えながら
あなたはあなたなりに頑張っているんだね。
戻って来た息子をぎゅ~っと抱きしめようとすると
『ママ~、みんなが見ているから変な事するなよ~』と
息子にすっかり見透かされていました。σ(^◇^;;
ちゃんと私以上に周囲を気にしている息子に
更に一本とられた気がしました。(笑)
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