自分はどうだったのか、遥か昔の事過ぎて
思い出せませんが、未だに乳歯が残っている息子。
今更ながら生え変わりのラッシュです。
そんな息子が抜けた歯を持ってきて、
『ママ~。今日は2本も抜けたんだよ。1本はグラグラ
していて、中々抜けなかったから、手でぐ~りぐ~り
して抜いたんだよ』と、説明しながら見せてくれました。
うっ! 血糊がまだ着いている・・・ 生々しい・・・
と、思いつつも『そっか~。また大人の歯が増えるんだね。
大切にしないとね』と答えた私。
そんな私に息子は『この歯どうしよっか~?』としばし
考えつつ『あ!そうだ!ママが歳とって、歯が抜けたら
これを差したら?』と、優しい?言葉を。。。
『・・・・・・・・・・』 答えに窮している私にさらに息子は
『あ、それとも入れ歯にする?ちょっと小さいと思うけど』
と、自分の考えに満足しつつ『じゃあ、ここに置いとくね』と
私のPCデスクの上にごろん、ごろんと2本の抜けた歯を
残し、去って行きました。。。
その優しい気持ちはありがたいけど・・・。
血糊の着いた生々しい歯を見つめ、どうしようかと
考える私。
大事な事はすぐ忘れるくせに、こういった事は実によく
覚えている息子。 きっと数ヶ月経ったら『ちゃんと歯を
とってある?』と、チェックを入れてくるに違いない。
仕方ない。。。
とりあえず、ペットボトルのキャップに歯を入れ
テーブルの上に置いておく事にしました。
たぶん優しい息子の思いやり。
でも・・・
その気持ちだけで充分だから・・・
息子から貰った抜けた歯を見ながらそう思う
私でした。(^▽^;)