家族旅行を3日後に控え、
息子のテンションは上がっています。
息子の最大の楽しみは、旅行当日のお買い物。
毎年、金額を私が決めて、その範囲内でおもちゃ屋さんで
おもちゃやゲーム等を買って、ホテルで楽しむのです。
そして、その金額は私の気分次第。
だいたい1万円を最低金額にして、後は日頃の行いで
上がったり、上がらなかったりします。
張り切っている息子は、算数のワークブック、
残り4ページを今日中に終わらせると頑張っていました。
しかし、1ページ目を終え、文章題に入った途端、
式の書き方が解らず、回答のページをチラリ…
そのまま回答を丸写ししそうになったので、
『ちゃんと自分で考えて書かないと、理解できないよ』と、
注意した途端
『だって解らないんだもん!
じゃあ、もういい!全部答えを1にしてやる!
自分でやれば間違ってもいいんでしょ!』と、
残り3ページの解答欄を全て
『1』と、書いた息子。
もう、頭にくるやら情けないやら悲しいやら…
何故こうも頑張りが持続できないのでしょう…
解らないのなら、一緒に考えるし、いつもそうしてきたのに
息子にはまだ我慢や直面している問題解決の
方法が咄嗟に出来ません。
結局私はその後1時間、息子を全く無視しました。
当初、自分の部屋でマンガ本を読んで不貞腐れていた息子ですが、
私がテレビを見ていると、のそのそと私の部屋に入ってきて、
ベッドでテレビを見出しました。
しかし私は
無視。
何度かテレビについて話しかけていた息子ですが、
私が怒っていると察知すると
『ちょっとは返事して欲しいよ…
だって、本当に解らなかったんだもん』とブツブツ言い出しました。
しかしあくまでも私は
無視。
私は息子がワークブックを持って来て、解らない箇所を聞くか、
自分でもう一度取り組む姿勢を待っていました。
しかし結局息子はテレビを見ただけで、私が無視していると
自分の部屋で同じテレビを見出しました。
心の中でふか~~~いため息を吐く私…
もうちょっと、もうちょっとなんだけど…
やはりダメなのか…
かなしい…
そんな所に娘がひょいっとやって来ました。
しかし、無言の私の姿にまた部屋に戻ろうとしたのですが、
私は娘の手を無言で握りました。
そして一言
『Yに勉強教えてあげて。解らないらしいから』と。
実は息子は娘に教えてもらう事を恐れています。
何故なら私とは違い、自力で解くまでひたすら待つからです。
そして、解らなければひたすら説明。
説明しても解らなければ数字を延々と書かせ、
そこから回答を導き出すように言うからです。
私のように、ある程度の時間が経つと諦めて回答を教えてしまう
事は絶対にしない娘。そこに息子は恐れをなしているのです。
しかし今日ばかりは楽しそうに娘について勉強を教えて
貰っています。
←ただ今続行中
娘がいてよかった…
娘がいなかったらそのままにしてしまい、
喧嘩は翌日まで持ち越す事となったでしょう。
そして恐らく息子も今日は娘に教えて貰って良かったと
思っている事でしょう。
↑息子の場合は、私を怒らせて、旅行の時のおもちゃを買う
金額が減るのを恐れているだけだと思われますが…
私の強力な助っ人。
それは娘です。
…ありがとう…
…ふぅ~…
………。
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