忍者ブログ
 発達障害を持つ息子との毎日。                                                      息子の成長を願い、望み、時には喜び、時には悲しみ、                                           それでもきっとたくさんの花を咲かせてくれると信じて過ごしている様子です。                                    私の愛すべき娘と息子との日々をご紹介します。(^∇^*)♪
| Admin | Write | Comment |
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
フリーエリア
プロフィール
HN:
鈴蘭
HP:
性別:
女性
職業:
介護福祉士
趣味:
娘と息子♪
自己紹介:
 発達障害の息子と共に歩む
母親です。
 毎日を楽しく過ごす事を
目標に頑張っています。^^
 それでもやっぱり楽しい
事ばかりではありません。
 時々グチもこぼしますが、
宜しくお願い致します。
ブログ内検索
最古記事
 [PR] 
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 一緒に 
 相変わらず学校で日々サボっていた
国語のワークブックを続けている息子。

 しかし、何だかんだと言い訳を言い、
一向に進みません。こんなに嫌々やらせても、
息子の頭に入っていない事は明白です。

 そこで、少々ヤケクソ気味に『じゃあ、ママが
ちょっとやるから貸して』と、息子からワークブックを
受け取り、漢字のなぞりをやってみました。

 そうしたら・・・
『ええ~! この字って、こんな書順だったんだ~!』
『なぞる字が薄くて見えないじゃん~!』
『うっそ~! はみ出た~!』と、驚きの連続。(^^;ゞ 

 その様子を見ていた息子は
『ねっ、実際にやってみると大変でしょう』と、得意顔。
それでも必死に漢字をなぞっている私の姿を見ていたので
『じゃあ、同じ字をなぞってみてよ~』と、言うと
『いいよ~ 貸して~』と、自ら進んで書き出しました。

 しかも、かつて見た事が無いような真剣な表情。
そして何と! 『あ、はみ出しちゃった』と言って、
消しゴムを使ったのです!

 お・お・お・お・お~!!!
 勉強で、自らの字を訂正する為に息子が消しゴムを
使った姿を始めて見た気がしました。
 しかも、1文字漢字を書くのに3分以上の時間をかけています。

 そして書き終えた字は・・・

 うまい! ほんと~に上手に書けています。
もちろん、お手本をなぞるだけなのですが、それでも息子は
はみ出したり、誤字を書いたりで、結構×を貰って来る事が
多いのですが、この字は本当によく書けていました。

 しかし、書けたと言っても、1文字に全ての神経を集中させて
3分の時間を要します。
 この字で全ての漢字を書く事は到底無理な事です。

 それでも、今日はだましだまし、漢字を息子と交互に書き、
残るは2ページになりました。(^∇^*)♪

 しか~し! 当然『国語』のワークブックの後には
『算数』の、ワークブックもあるのですが・・・

 でも、考えようによったら、ちゃんと学校でワークブックを
終えていたら、夏休みの宿題が終われば全く勉強を
せずに、夏休みを終えていたと思われます。
 その点、幸か不幸かこれだけやっていないワークブックの
白紙がある事は、息子にとって、勉強の事を忘れたくても
忘れられない夏休みだったのではないでしょうか?(笑)

 そして、もちろん私も・・・(T T)
PR
 んん? 
 夏休みに入り、宿題もまずまず順調に進み、
今は感想文を書かせるのにどうしたらよいかを
検討中です。

 息子の障害は読み、書き。
それと、思ったことを適切に表現できない事も多々あります。
 なので、『感想は?』と聞くと、『うん。面白かった』で
終わってしまいます。

 しかし宿題の感想文は原稿用紙3枚。
それだけではちょっと・・・(^^;ゞ 
 なので、今日からは私が読み、白紙の紙に
『だれが』『いつ』『だれと』『どこで』『なにをした』と、書き、
息子に持たせました。
 そして私はゆっくりと読み進み、息子にとりあえずその部分を
書かせるように言いましたが、息子はぼけ~っと聞いているだけで、
一向に筆が進みません。

 『あのね~今、喋った事の中で、書ける箇所があると思うんだけど』
と注意を促し、何とか書かせるのですが、読み終えて感想を聞くと、
『うん。実は動物だったってところが面白かった』と、それだけです。
 『じゃあ物語のあらすじを先に書いて、最後に感想を書きなさい』
と言ってもやはり息子は何を、どう書けばいいのか、
やはり物語をまとめる力がありません。

 私が言ってしまうのは簡単なのですが、
果たしてそれは息子の為になるものでしょうか・・・
 息子の感想はあくまでも『面白かった』です。
それが息子の言葉であり、感想でもあるのです。

 漢字の書き取りも私が先に書いた漢字を書き写し、
音読も私が読んで書かせようとしています。
 そこには息子の感想は反映されていません。

 一体どうすればいいのか・・・

 息子もその事は承知済みで、何か嫌な事があると、
『いいよ!もう今日は勉強しないから!』と、文句を言って
きますが『おいおい、これは誰の宿題だい!?』
と、思わず突っ込みを入れたくなってしまいます。

 息子にしてみれば宿題をしなくても自分は困らない。
困るのはママだ。とでも思っているのでしょう。

これが今の最大の悩みです。

 夏休みの宿題・・・
これは一体誰の為なのか。
事あるごとに話していますが、
未だに『いいよ!もう今日は勉強しないから!』と、
電気を消して、布団に潜り込んでしまう息子です。

 
 昨日遊びに来た娘のお友達。
総勢6人、プラス娘の7人は1階の仏間で
ゲーム大会、そしてお喋り。

 その笑い声や、甲高い歓声は深夜にまで及び、
私がトイレに行こうとした時にもまだ続いていました。
 ふと時計を見ると3時40分・・・
もちろん夜中です。

 これじゃあ、周囲のお家に迷惑をかけるんじゃないかと、
ハラハラして、こっちまで眠れなくなりました。(;^^A 

 まあ、たまにだから、と 娘の楽しそうな声を聞きつつ、
うとうとと・・・

 そしてまた歓声、笑い声・・・
空も明るくなっており、時間を見ると6時20分・・・
もちろん早朝です。

 女子高校生、恐るべし!
徹夜でお喋りかい! と、呆れてしまいました。
 
 とりあえず私は仕事が休みだったので、更にもう一眠りして、
またもや笑い声で目を覚ますと、9時・・・
 ここでやっと、起き出し、着替えと化粧を済ませると、
仏間に行って、挨拶と、お菓子を持って来て下さったお礼を
言いました。

 しかし、何やら人数が足りないような・・・?
不思議に思って聞くと、何と部活動があるので、
4人は学校に登校したとの事でした。

 えええ~! 徹夜明けで部活~?
すごい! すご過ぎる!
みんな徹夜に慣れているんだろうか???

 自分の時はどうだったかな~? と考えつつ、
息子と買い物に出かけました。
 
 そして夕方・・・
 何やら呼び鈴が鳴るので出てみると、何と部活動を終えた
お友だち一人が荷物を取りに戻って来たのです。
 更にその後数時間、娘とゲームをし、帰って行ったのは
もう夕方。

 すごいな~ でも、お肌に悪いのに~ などと、
余計な心配をしつつ、食事にしました。

 肝心な娘はと言うと・・・
夕食を終えて自室に戻った娘。
しばしPCをしていたのですが、7時にはベッドにダウン。
そのまま現在(9時)に至るまで、爆睡しています。(笑)

 それにしても、最近はお泊りに行っても、相手の親御さんから
電話はないんだな~と、ちょっと不思議な気持ちになりました。
 決して子どもの行動を疑うとかじゃなくて、ちゃんと着いたか
心配じゃないのかな~? と、言うと娘曰く
『ママ達との時代とは違うんだよ』の、一言で片付けられて
しまいました。
 しかし私は、『あ~そうなんだ~』と、一応納得しつつ、
『でも、ママは電話するからね』と、一言付け加えました。( ̄ー+ ̄)

 娘・16歳
最も心配な、そして大切な時期です。
 今夜の我が家は大賑わい。
 娘のお友だちが夕方から5~6人もお泊りに
来ているからです。

 実のところ、一体何人なのか、私は把握していません。
何故なら娘とお友だちはカラオケ屋で待ち合わせをして、
カラオケ後に帰って来る予定だったのですが、
仕事から帰った私は、一体何時にやって来るのか解らず、
しばらくはお風呂に入らないで待っていたのですが、
一向に帰って来る気配がないので、先に入浴を済ませました。

 つまり、パジャマですっぴん。(^^;ゞ 
とりあえずは後で、背後から挨拶はしようと思っているのですが、
娘達は1階の仏間でゲーム大会。
2階の私の部屋までその大声が聞こえてきます。

 最初はパジャマだから恥ずかしいと、顔を出さなかった息子も、
その賑やかな声につられて、音読を済ませると『ちょっと見てくるね』と
言い、10時近くまで戻って来ませんでした。

 息子は9時消灯です。
しかし、迎えにも行けない・・・ついでに階段を降りると仏間は
真正面なのでトイレにも行けません・・・(T T)
仏間の戸を閉めてよ~~~と、娘に念力を送り続け、
先ほどパジャマを取りに来た娘に言い、やっとトイレに行けました。

 その後戻って来た息子に寝るように言いましたが、
やはり気になるのか、『ちょっと喉が渇いたから』と言い、
またまた娘の所に・・・

 本当に好きなんですよね。
例え自分のお友だちではなくても、そういった中に入る事が。
 恥ずかしがり屋のくせに、人懐っこい面も多く、
今日も娘がお風呂に入っている間もお友だちに遊んで
もらっていたようです。

 夏休みに入ってからは殆どお友だちと遊んでおらず、
また自分から電話をする事は出来ない息子なので、
今日の出来事はとても嬉しかった事と思います。

 しかし、息子が高校生になって、お友だちをお泊まりに
誘うのだけは勘弁して欲しい・・・と、思っています。(^-^;;;;;;)
 この仕事を始めて早1年。
今の施設の前はデイ・サービスの施設にいたので、
基本的に自立が出来ている方が殆どで、
私のいた認知症のフロアも、70歳前後の方が
殆どでした。

 しかし今の施設は『有料老人ホーム』です。
いわゆる完全入居、完全介護が基本となり、
退居される方は殆どいらっしゃいません。

 先日、前のデイ・サービスでお世話をしていた
方が亡くなられたと、同僚からメールがきました。
末期の癌だとは知っていましたが、
まだ若い方でしたし、いつも笑顔で居られて、
その印象が強く、とてもショックを受けました。

 そして、先々週、先週と立て続けに、今の施設の
私の担当フロアのご入居様がお亡くなりになられました。
その前には私の担当外のフロアでもお一人亡くなられて
います。

 先週、お亡くなりになられた方は実に100歳以上。
大往生です。

 それでも私が入る以前から長くご入居されており、
少しずつ、力が無くなってきている事は私が見ても
明らかであり、特に今月に入ってからは衰弱が
激しかった方で、いつもその方の部屋の前を通る時、
名前を呼び、話しかけ『また後で来るね』と、言い続けて
来ました。

 生きること。

 自分では立てず、喋れず、見れず、食べれず、排泄できず、
それでもその方は生きておられました。
そして私も心の中では強く『生きて欲しい!』と、思っていました。

 しかし、100年以上頑張って生きてこられた方に
これ以上『頑張って!』とは言えませんでした。
その方は私なんかより、はるかに長く頑張り、
生きてこられた方です。

 痩せてしまった体、ミキサーでの食事、そして大量の投薬。
もしかして病院へ移せばあと数年は生きたかもしれません。
ですが、最後まで口から摂取し、日中も車椅子で他のご利用者様と
一緒の空間で過ごし、そして、本当に眠るように逝った方。
 生きることは何だろうという事を私はその方からしっかりと
学ばせて頂いた気がします。

 亡くなる前日(亡くなった当日は私はお仕事はお休みで、
訃報は休み明けに聞きました)10回以上、そのご入居者様の
お部屋に行き、『また来るね』と、その都度言っていた私でしたが、
帰る直前には『また来るね』とは言えませんでした。

 その時の私の休みは2連休の予定でした。
その間容態が急変するかもしれないという思いが私の中にあり、
一方的に『また来るね』とは言えなかったのです。
 そんな事を軽々しく言ってしまえば、この方はもしかして
苦しい思いで約束を果たそうとする律儀さを持っているのでは
ないか(実際には殆ど意識は無く、耳も聞こえていないのですが)
と、勝手に考えてしまい、しばらく寝顔を見た後で、
『お休みなさい』と、声をかけて部屋を後にしました。

 それがこの方にかけた最後の言葉であり、
最後に見たお姿でした。

 休み明け、真っ先にその方の居室に行き、施錠を解き、
空になったベッドの前で泣きました。
 本来、そんな事をしては他のご利用者様に見られた時に
察知されてしまう恐れがあるので、できない行動なのですが、
(ご入居者様が亡くなられた場合、他のご利用者様には
ショックを与えない為『退居された』と言う事になっています)
その時は朝食の時間で、皆さんはリビングにおられたので、
5分だけ、泣かせてもらい、その後はマスクをかけ、
赤くなった鼻を隠し、『花粉症』という事で、仕事をしました。

 生きること
 生きていること

 当たり前すぎてあまり考えない事ですが、
今の職場では毎日のように考える事です。
 そして、命の重みを痛感させられる仕事だと
自分の仕事に誇りと責任の重さを再確認しました。
≪ Back   Next ≫

[110] [111] [112] [113] [114] [115] [116] [117] [118] [119] [120]

Copyright © 日々の徒然日記 ^^。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Material By SweetTime / Template by カキゴオリ☆
忍者ブログ [PR]