今日は集団下校訓練があり、
班長の親という事で私も学校に出向き、訓練に参加しました。
先日の旗当番の時に、息子の班長姿を見て思わず
『かっこいい~♪』と、言ってしまい息子に『恥ずかしい!』と
叱られた私。(^^;ゞ
今日、訓練に参加する事を息子に話すと
『ママ!絶対にかっこいいとか色々話しかけないでよ~』と、
しっかりと釘を差され、私も『Yがちゃんと訓練に参加してたら
何も言わないよ~』と、約束しました。
実はコッソリデジカメを持って行こうかとも考えていた私…
しかし、息子の気持をくみ、静観する事にしました。(笑)
息子の班の集合教室は偶然にも息子が1年生の時の
教室でした。
廊下で待っている間に息子が1年生だったt時の事が
次々と思い出されました。
この廊下の消火器を授業中に噴射して大騒動を起こした事、
息子をこの教室まで送り、脱走しないようにと先生が来るまで
廊下で過ごした事や、息子の様子をノートに記録し続けた事、
入学式の後、この教室で先生に名前を呼ばれても返事が出来なかった
息子の姿と、その姿を呆然と見ている私の姿…
絶望と悲しい思い出で埋め尽くされたこの教室に、
5年後の今、息子は1年生の児童を迎えに来ます。
『班長』という重い責任の下に。
そして1年生以上に緊張しきった息子の姿を見つけ、
思わず声をかけたくなる衝動を私は必死に抑えました。
息子はチラッと私の姿を見ます。
私は黙って息子の姿を追いかけます。
一瞬でも息子の姿を見逃さないように。
そして5年前の苦しさを消し去る様に。
集団下校の途中でも息子は何度も振り向き、1年生がちゃんと
着いて来ているか確認をし、歩行者信号が点滅した時には
迷う事無く止まり、落ち着いて行動をしていました。
私はそんな逞しくなった息子の後姿をずっと見つめ
着いて行きました。
6年生の中では小さく見える体も、
低学年の班員と比べればずいぶんと逞しく見えます。
そして体だけではなく、その心もちゃんと成長していると
改めて感じました。
嬉しくて、とても大きな感動をしみじみと感じる1日でした。^^
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