最初、そのニュースを聞いた時は
『物騒だなあ』
『息子にも気をつけさせないと・・・』と、思いました。
そして犯人が
実は母親だったとニュースを見た瞬間に
すごく
嫌な予感がしました。
『もしかして・・・』
そんな思いが頭を駆け巡りました。
そしてその後のニュースで母親の病気と
『一つの事に集中できない。予想のつかない行動をとり、
特別支援級に在籍していて・・・』と、知った時
『ああ、やっぱり・・・』と、辛い気持ちになりました。
恐れていた
事件、そして
結末。
テレビのキャスター達は
『理解できない』『許せない』
『もっと頑張れなかったのか』等など言いたい事を言っています。
『今は色々な支援がありますから、相談すれば助けてもらえたと
思うんですよね』との一言に、
『ばっかじゃないの!』
と、(すみません、口が悪くて・・・) 一人テレビに向かい
言ってしまいました。
先に言っておきますが、こんな事件は
あってはならないと
思います。何があっても、
絶対に絶対に子どもを守ってほしいと
思います。
ですが、
悲しいことですが、私にはそのお母さんの追い詰められた
気持ちが解ります。
解ってしまうから、悲しいのです。
そして、色々言っている
キャスター達の理解度の低さに
失望を感じるのです。
そのお母様が頑張っていないとは思いません。
今まで
必死に必死に生きてきたと思います。
子どもを愛していなかったとは思いません。
愛しても愛しても尚やりきれない
失望感もあったと
思います。
だけど
一緒に生きて欲しい。
子どもと、親と、学校と、社会と。。。
私も挫折を味わったり、失望のどん底に落ちたり、
もう嫌だ! と、思った事も数え切れないほどあります。
だからこそ
ああ、だから自分はこのHPを続けられるんだと思います。
私は一人では
ちっぽけで、
引っ込み思案の人間です。
だけど
『子どもを守る』という事に関しては
無限のパワーが
生まれると知りました。
そしてその力を
引き出せる娘や息子。
これからも
共に成長して行きたいと思います。
そして、このHPを読んで下さる皆様とも
いつも一緒にいると思っています。
こえからも、ずっと。
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