今日は
小学生最後の授業参観でした。
例によって息子は何をやるのかは言わず、私が
『教科はなあに?』と聞くと
『こくご~』と素っ気無返事。
まぁ、慣れていますけど。(笑)
内容は結局授業が始まるまで解らず、始まってみて、
一人一人が思っている事を相手に伝わるようなスピーチを
する内容だということが解りました。。
だいたい一人3分くらいでしょうか。
予め書いた原稿を覚える事がどうやら昨日出ていた
宿題の様で、もちろん息子は
練習などしていません。
ちゃんと自分の席に座り、お友達のスピーチを聞いている
息子。ハッキリ言って、そんな姿を安心して見られるだけでも
幸せな気持ちでした。
お友だちは将来の夢や、お友だち、ペットの事などを
スピーチしている子が多かったです。
息子の順番になる前に45分の授業は終了し、息子を含め、
まだ発表していない子は引き続き次の授業で発表する事に
なり、一旦30分の休み時間になりました。
その間、息子の机に座り、机の中のプリントを出していたのですが、
机の上には息子が発表する
原稿が置いてありました。
見ようと思えば簡単に見れたのですが、敢えてそれはしませんでした。
見てしまえば、何か
注意してしまうかもしれませんし、その事によって
息子が
混乱してしまう事は容易に想像できたからです。
下手でもいいからウケを狙った文章じゃありませんように・・・
と、祈りつつ息子の順番がきました。
『ボクの将来の夢』という題名で息子は話し出しました。
原稿を持ってはいたのですが、なるべく見ないように
息子は
ハッキリした口調で、
大きな声で、
丁寧に発表をしました。
またまた信じられない思い。
『ああ、この子は出来るんだ』
『すごく成長しているんだ』
『家での息子とは別人みたいだ』
そう思いました。
息子の発表を聞き、病院に行かなければならなかったので
すぐに教室を後にしたのですが、例によって私は半泣き・・・
息子のこうした成長を目の当たりにする度に、
感動というよりも
放心したような状態になります。
もちろんすごく嬉しいし、感動もしているんですが、
車の中でぼ~~~っと息子の姿を思い起こしつつ、
これまで辿ってきた道のりを思い出します。
そして安堵の溜息と共にじわじわと喜びが込み上がってきます。
『よかった』
『本当によかった』
『これなら中学生になっても大丈夫かもしれない』
色々な考えが浮かんできては、
さっき見た息子の姿がまた浮かんできます。
しっかりと目に焼きつけ、脳裏に刻み
『これが私の息子なんだ!』と、誇らしくも思いました。^^
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