妙にこだわる事が多い息子。
ベッドの頭部分に布を掛け、テントのようにして寝たり、
学校には1番に着きたいという固執や、休みの日には
早起きしてテレビ番組を見たり、ぬいぐるみを並べる順番に
拘っていると思いきや、本は積み重ねて置いていたり・・・
上げるとキリが無い息子のこだわり。
そして、時には自分にその事が不利に働いたりもします。
『ね~ね~、Yっていつまで9時に寝かせるの~?』と、
ある夜娘が聞いてきました。
『あ・そうか~。もう6年生だから9時っていうのは早いよね~』
と、私。
そういえば娘は小学校高学年の頃には『9時になんて寝ている
友だちはいない!』と、抗議をしてきた記憶が・・・
う~ん。。。いつからだっけなあ~ と記憶を掘り起こしつつ、
『まあ、本人が言い出さないんだからいいんじゃない~?』と私。
『そうだね。どうせ起きていてもゲームするだけだしね』と、
娘と結論を出しました。
しかし更に
『ね~、いつからYにお小遣いをあげるの?』と、
娘が疑問を投げかけてきました。
『ああ、そうだね~。そういえばあげていなかったね~』と
またまた私。
『YUはいつからあげてたっけ~?』と、娘に聞くと
『う~ん。高学年の頃には貰っていたような・・・』と娘。
『う~ん・・・・・・・・・・・・・・・』
『ま、いっか。本人がまだ言い出さないから♪』と、
またしてもささやかな議論は終了~~~
息子の行動は決められた枠の中で進んで行き、
息子も深く考えたり、自分なりの意見を持とうとは
思わないようです。
いえ、思えない、考えられないのかもしれません。
他の子と比較をする事はあるのですが、それを自分に
当てはめて、『○○君の家はこうだよ。だからボクも
お小遣いが欲しいよ』などとは言いません。
『あ~あ~、○○君はお小遣いを貰っていていいよなぁ~』
で、話は終わってしまうのです。
『こうしたい』『こうしたらどうだろう』という発展的な考えが
出来ない息子。
それがこの障害の特徴なのかもしれませんが
徐々にでも自分の意見が言える、あるいは紙に書いて渡すのでも
いいから、気持ちを伝える術を持って欲しいと思っています。
じゃないと・・・
人生、損をするよ。息子。。。
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