息子は乾皮症と言って、特に乾燥の激しい冬場は
肌が粉をふいたようになり、痒みが襲います。
昨夜もボリボリ体を掻いていた息子。
子ども会の定例会から帰った時に、顔まで赤くなって
いたので驚いたのですが、とりあえずは市販のクリームを
塗っておきました。
夜中にも何度も起きて『かゆい~しぬ~かゆい~』と
繰り返していた息子。その度に様子を見ていましたが、
どうする事もできません。
しかし今朝。
何かがおかしい。改めて体全体を見ると、
肌の柔らかい部分に多くの湿疹が出来ています。
はしか?・・・は予防接種をしたし・・・
蕁麻疹?・・・昨夜と、昨日の昼食を調べてみましたが
それらしい物はないし・・・
しかし息子は右胸が痛いと言い、加えて腹痛を訴えています。
幸いな事に今日は仕事がお休みだったので、
行きつけの小児科に予約をして受診をしました。
息子のお腹を見た先生は『蕁麻疹だね~。それにしても
これは相当痒かったでしょ?よく救急病院に行かなかったね』と。
『へ?救急病院?蕁麻疹で?』と、驚く私に
『結構多いんですよ、痒くて眠れなくて救急車を呼んでそのまま
入院する人が』と、更に
『一番怖いのは蕁麻疹の熱が胸に集まって
呼吸困難を起こす事ですね』と。
・・・・・・・・・・(まさか・・・)
『右胸が痛い』と、訴える息子に『右には心臓も何もないよ』と
答えていた私。息子は『肺があるでしょ~肺が。肺が苦しいの~』と
言っていた事を思い出し、硬直。。。
『肺は両胸だよ・・・』と、息子の言葉に緊迫感を全く覚えなかった私。
大失敗です。
元来自分の気持ちや痛さの度合い等を言葉で上手く伝えられない
息子。『痛い~~~』と言っていても、『ちょっと痛いかも~』と
変わったり『う~ん・・・治ったかも~』と、ますます私に判断が
つかなくなる状態になる事が多々あります。
加えて現在救急車を安易に呼ぶ人が増えているというニュースを
よく耳にして、過去に数回お世話になった私としては、
ギリギリまで判断に迷いが生じます。
息子は先生に『昨夜は大変だったね、よく頑張った頑張った』と、
褒められ、私はドキドキ・・・
ひどい痒みだったので1回分にステロイド系のお薬を貰い、
何かあったら電話を下さいと言われ、事の重大さにひたすら反省。
夕方までは吐いたり痒がったりしていましたが、夕食を少し
摂った後は、少し症状も落ち着いて今はアニメ番組を
観ています。
それにしても今日が仕事が休みでよかった・・・
派遣である以上、急なお休みはとれません。
それは直ぐに信頼関係を損ねる結果となり、
派遣元にも迷惑がかかるからです。
たかが蕁麻疹。されど蕁麻疹。
もっと息子の言葉に耳を傾けるべきだったと反省しています。
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