息子は今日、12歳のお誕生日を迎えました。
12年、本当に色々な事がありました。
でも、この日に考える事は息子が産まれた日の事。
既に娘を育てていた私はどうしても息子が欲しくて
産み分けの本を読んで勉強。そして程なく妊娠。
妊娠8ヶ月に入ると性別を教えてくれる病院だったのですが
あえて聞かず、出産の日を迎えました。
そして陣痛。。。
陣痛の痛みはこの世のものと思えないほどの痛さなのに、
不思議な事に産み終えてしまうと忘れてしまいます。
それはきっと、その痛さを覚えていたら第2子を産む人が
少なくなるからなのではないでしょうか?(笑)
私も陣痛が始まってから『
これこれこれ!何でこの痛みを
忘れていたんだろう!あう~!この痛さが人工的に出来るんだったら、
この世で最も痛い拷問になるだろうなあ~』などと考えつつ
子宮口が開くのを待っていました。
分娩台に乗ったのは、昼の12時過ぎ。
乗ってからは結構早く出産を迎えました。
『おんぎゃあぁ!』という元気な泣き声を聞き、
無事出産できたと一安心。
そして看護師さんに『どっちですか!?』と聞くと、
『男の子よ~♪』との返事。
『きゃあ~!本当ですか~!?』と喜ぶ私に
『ほら~、見てごらんなさい~』と、裸の息子を見せてくれました。
『
お!お!おおお~!ついてるぅ~!やったぁ~!』と、
私は大喜び。
あれ?そういえば会陰縫合ってやったのかな?記憶がないなあ・・・
娘の時は、臍の尾が首に絡まっていて、泣き声が聞こえず、
縫合の痛さをハッキリ覚えているのに・・・
麻酔をしたのかな?どうなのかな?
ま・いっか。12年前の事だし。(笑)
あの時、一番の祈りは五体満足。
きっとどのお母さんもそう祈るでしょう。
その時の気持ちを改めて思い出すのが誕生日です。
祈りは通じ、娘も息子も五体満足で産まれてきたのに、
そうしたら今度は『あれも』『これも』と、何と贅沢な私。
誕生日はそんな反省の日でもあります。
12年前の今日、私を母と決め、この世に産まれてきてくれた息子。
大切な神様からの預かりものです。
そして、一つの人格を持った人間です。
この先、娘や息子の幸せを生涯祈り続ける事でしょう。
誕生日は私を初心に返し、
感謝の気持ちにしてくれる日でもあります。
Y,お誕生日 おめでとう☆。・:*:・゜★,。・:*:・゜☆PR