最近は犯罪に巻き込まれたり、自らの命を絶ってしまう
青少年のニュースを多く耳にします。
その度に私は考えます。
『もし、この子が我が子だったら・・・』と。
親なら誰しもそんな事を考えるだけで胸が張り裂ける
程の苦しみを感じるでしょう。
そして私は一瞬考えます。
『死んでしまう事を考えれば、笑顔で毎日を過ごして
くれているだけでいい』と。
五体満足に産まれ、何とか住む所や食事に困らず、
虐めにも遭わずに過ごしている息子。
これ以上に一体何を求めているんだろう・・・
そう、考えます。
しかし現実は、学校での生活や勉強の遅れ、そして
それに伴う将来の見通し、迫ってくる高校受験、そして障害・・・
いくら笑顔で生きていても、生活が出来なければいつかその笑顔は
消えてしまい、苦悩が訪れる事でしょう。
その時、私は息子を助ける事ができるでしょうか、
生きて、支えて、一緒に将来を見据えて最初からやり直す。
そんな力を持っているでしょうか。。。
現実・・・
それはとても重く、辛いものです。
息子が屈託なく笑っていればいる程、私の焦りは募っていきます。
そして、それがイライラとした気持ちとなり、笑っている息子とは
正反対に、顔を合わせば文句ばかり言い、息子の笑顔を消して
しまいます。
反省・・・
中学生になってから、妙に時の流れを早く感じ、
そして、将来に何の不安も感じていないような息子の
マイペースさに苛立ちを覚えます。
そしてニュース見て・・・
短い生涯を終えてしまった子ども達に涙します。
苦しかったでしょう
辛かったでしょう
色々な可能性のあった未来を一瞬にして無くしてしまった
悔しさ。。。
そしてその子ども達に愛情を注ぎ、遠い未来に希望を馳せ、
幸せの真っ只中にいた親御さんの気持ち。。。
どうすれば息子を幸せにできるのか、どうすればいいのか、
どうすれば どうすれば どうすれば ・・・・・
息子は・・・
今夜も笑っています。。。
PR