あまり離れていると、
親の目が届かず好ましくない。
と、よく言われている事ですが、
『子ども部屋』
最近はその
環境に
悩むようになっています。
以前にも何度か説明しましたが、我が家の構造は
2階部分に
子ども部屋が2つと、私の部屋が
1つあります。
1階から階段を上がると
まず娘の部屋。
そしてその部屋を
通過すると
息子の部屋。
その
横に
私の部屋があります。
この妙な構造は後から部屋を増築したので、実にプライバシー
のない、良く言えば
開かれた空間・・・とでも言いましょうか、
そのような配置になっており、常に
娘、
息子は私が通過する地点に
拠点を構え、部屋を散らかし、好き勝手に
生息して?います。
何度
言っても!言っても!言っても!
片付かない娘と息子の部屋。。。
根競べをしても、いつも私がそのあまりにも散らかった部屋を
見るのが苦痛で片付けてしまいます。特に生理前は・・・
ならばいっそ、私が例えば1階に部屋を持っていて、
滅多に2階に行かないようにしたら一体子ども達は
片付けをするのでしょうか???
そもそも、
散らかっている部屋=住みにくい
とは感じていないのでしょうか。。。
試しに娘に今、
『ね~ね~、教えて欲しいんだけど、部屋が散らかって
いても全く気にならないものなの?』と、聞いたところ、
『誰の部屋?』との返答が帰ってきて、
会話終了。
息子とはさっき、部屋の
片付けを巡り喧嘩をし、
と言っても、
私が一方的に怒って無視していたのですが、
1時間程経ち、これから部屋の片付けを
手伝うのですが、
その1時間の間に
『子ども部屋』の環境の事をふつふつと
思い悩んでいた訳です。
昨日の夕方、だったと思うのですが、
全盲の小学生の
女の子が初めて
一人で登校するのをお母さんが見守っていた
シーンが流れていましたが、女の子が道を間違え、半べそを
かいて、ゴミに躓きそうになっても、
数メートル離れた所で
見守っているその
お母さんの強さに驚きました。
強い!圧倒的な強さと、
この上ない愛情が感じられました。
そして、自分と比べ、
恥ずかしくなりました。
私なら
駆け寄って抱きしめて『まだ無理だったね』と
言ってしまうでしょう。
それが息子にとって
幸せな事かどうか・・・
それは
その場のみの幸せではないかと思ってしまいました。
事実、その女の子は水泳でめきめき頭角を顕し、
数々のメダルを取りました。
お母さんは見守るだけです。
強いお母さんの子は、また
強い力を得る事が
出来るんだと思い知りました。。。
そして、息子の
弱さの原因は、また私にもあり、
私にも弱さがあるのだと思い知りました。。。
『子は親の鏡』とはよく言ったものです。
その言葉を忘れずに接していけたら、と思います。