今日は遅番で、娘も本屋に用事があると言うので、
一緒に家を出て、最寄の駅へ。
そして、せっかくなので前の施設のご利用者様の病院に
一緒にお見舞いに行きました。
家では絶対見せない仕事の顔。
ちょっと娘は驚いていました。
私の大切なご利用者様。
たくさんの力を下さった方です。
残念ながら状態はまた悪化したようで、
部屋もまたナースステーションの隣に移されていました。
それでも、痛みを堪え、笑顔を見せてくださった○○さん。
『○○さんの笑顔が大好きなんです』と、言うと
『本当に?』と。
『本当ですよ。○○さんの笑顔を見ると元気が出てくるんです。
今日もこれから頑張ってお仕事をして来ますね』と言うと
微笑んで下さいました。
5分程度の短い面会。
でも、帰る時にはしっかりと握手をして、○○さんの
体の温かさに安心して病院を後にしました。
お見舞いに覗う度に少しずつ少しずつ、でも確実に、
認めたくはないですが、弱っていく○○さん。
命のともし火は本当に残りわずかのようです。
でも、○○さんが生きてきた軌跡はたくさんの人に影響を与え、
そして何よりみんなから愛される人だという事は揺るぎない
事実です。
ご利用者様ではなく、今や私の本当に大切な人だと
いうことで、これからも逢いに行きたいと思います。
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