6年生になり、少しずつ反抗期の徴候が見え隠れし、
今はまだ体も小さいから大丈夫だとしても、
中学生になったら、暴力を振るってくるのだろうか…
などと、少し不安になる事も時にはあります。
今朝、息子がまた早々に学校に行こうとするので、
『まだ早いよ』と、声をかけたのですが、『大丈夫。
校門の外で待っているから』と、仕事に行く私を置いて
さっさと階下へ降りて行ってしまいました。
いつもなら一緒に途中まで行くのですが、
今日は息子に付き合う気がせず、自分が出る時間まで
(と言ってもわずか3分後ですが)部屋にいました。
そして階下へ降りながら『もう一緒に行く事に息子は
楽しみを感じないんだな~』と、寂しい気持でいると、
何と息子は玄関でゆっくりと靴を履こうとしていました。^^
さり気ない息子の優しさ。
1分あればとっくに家から出ているのに、何となく私を
待っていてくれたんだな~と 嬉しくなりました。
そして玄関に置いてあった3袋のゴミ袋を見ると
『お姉ちゃんは持って行ったの?』と聞いてくるので
『ううん。ママが仕事の時にはママが持って行くように
しているんだよ』と答えると『3袋も?』と聞いてきます。
そこで『Yが1袋でも持って行ってくれると嬉しいんだけどな~』と
答えると『持って行ったら何か良い事ある?』と聞いてきます。
私は即座に『ママが喜ぶ♪』と答えると『え~それだけ~?』と
聞き返しながらも1番小さなゴミ袋を1袋持ってくれました。
息子の何気ない優しさと思いやり。
ふてくされている時や、イライラしている時の息子とは
同じ人物だと思えない時が多々あります。
本当に幼さと、幼さから脱皮しようとする危うい均衡の上に
立っているように感じられます。
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