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 発達障害を持つ息子との毎日。                                                      息子の成長を願い、望み、時には喜び、時には悲しみ、                                           それでもきっとたくさんの花を咲かせてくれると信じて過ごしている様子です。                                    私の愛すべき娘と息子との日々をご紹介します。(^∇^*)♪
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介護福祉士
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娘と息子♪
自己紹介:
 発達障害の息子と共に歩む
母親です。
 毎日を楽しく過ごす事を
目標に頑張っています。^^
 それでもやっぱり楽しい
事ばかりではありません。
 時々グチもこぼしますが、
宜しくお願い致します。
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 私の職場では、仕事前に必ず申し送り書を
読む事になっています。
 夜間の急変や、特記事項、排泄の記録などなど
大切な事が書かれているからです。

 その中のお一人に、『テグレトール追加』との記述が
ありました。

 『テグレトール?』
 あれ? どこかでその名前を耳にしたような・・・
私の飲んでいる薬かな?
 などと思いつつ、家に帰ってお薬手帳を見ると、
どうやら私が飲んでいる薬ではないようです。

 翌日、今度は個別の投薬記録説明を読んでみました。
そこには
 『てんかんなどの発作を抑える薬です』と、
書かれており、パッと閃きました。

 息子です!
 小学1年生の頃に、多動を抑える『リタリン』と、
脳波の乱れを抑える『テグレトール』を一緒に
処方されていたのです。

 その時、その薬がどんな作用を起こすのか
確認したくて、私も飲みましたが、私には何の変化も
起こりませんでした。
 ただ、息子は多動が治まる事もなく、食欲減退などの
症状を現し始めたので、先生と相談して、投薬中止に
したのです。

 そのご利用者さんは、結局テグレトールの追加により、
不眠、動悸などの症状が現れ、追加は3日で打ち切られた
のですが、その翌日が大変でした。

 普段、ナースコールを押すことの無いそのご利用者さん
からのコールで、私が部屋に行って見ると、ベッドの頭に
ある柵を握り締め、体を丸めて唸っていました。
 パニック発作です。
申し送り書に『追加分打ち切りで、パニックなどの言動が
出る恐れあり』と、書かれてあったので、すかさずナースを
呼び、対応してもらいました。
 その後、ナースから持ち場に戻ってよいとの指示を受け、
リビングに戻ってきましたが、そのご利用者さんの事が
気になって仕方ありませんでした。

 30分後、ナースより、発作を抑えるために安定剤を投薬して
今は落ち着いている、との事を聞き、ホッとしました。

 薬は本当に怖いです。
私も安定剤を飲んでいますが、うっかり飲み忘れてベッドに入ると、
目が冴えてしまって、興奮して眠れません。
そこで薬の飲み忘れを思い出し、慌てて飲む事もあります。

 息子は薬が投薬されていた時はどんな状態だったのでしょうか。
そして、止めた時には・・・
 私から見たら、変わった様子は見られなかったのですが、
本当に薬は慎重に使わないと危ないと、改めて感じました。

 その後そのご利用者さんは、翌日には普段どおりに戻り、
『迷惑をかけてごめんなさい。ごめんなさい』と、
しきりに謝っていました。

 施設では、薬を飲んでいない方はいらっしゃいません。
皆が、自分に処方された薬を飲み、現状の維持を
努めている感じです。

 私も薬を飲む生活から脱却したいと思っているのですが、
あの不安感、絶望感が一気に襲ってきた時の事を考えると
中々踏ん切りがつかないのが現状です。
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