最近ふと考えます。
息子には『親友』と呼べる本当のお友達がいるのかどうか…
放課後は殆ど毎日と言っていいほど、
お友達が我が家に遊びに来てくれます。
そして、6時近くまでゲームをしたり、
かくれんぼをしたりと楽しそうに遊んでいます。
だけど・・・
今度の修学旅行の待ち合わせもそうなのですが、
誰かと一緒に行く相手がいないのです。
今までは最寄の駅という事もあって、一人で行かせて
いたのですが、最近の物騒な事件の影響でしょうか、
『一人で行くのはちょっと…』と、先生からお電話を頂きました。
息子に言っても、『○○君は△△君と行くんだって』との返事。
仲間に入れてと言えば、恐らく入れてくれると思うのですが、
息子は自分からは言いだせないようです。
そして先週 『ママ~、今度ママのお仕事がお休みの日に、
一緒に修学旅行のお菓子を買いに行こう~』と、言われました。
私は『え?お友だちと行かないの?』と、聞き返したのですが、
『ママと一緒がいいの~』との返答。
あまり無理にお友だちと行くようにすすめても、
結局一人で買いに行くようになるんだろうな・・・と思い、
『うん。いいよ』と約束をしました。
それが今日でした。
息子は『今日はお友だちと遊ぶ約束をしなかったから、
買いに行こう~』と、学校から帰るなり、私に言ってきました。
私も約束なので、歩いて5分ほどのコンビニに同行。
しかし、行く途中、お店の中、帰り道、とやはり同じように
お菓子を買いに行く子ども達に会います。
でも、母親と一緒なのは当然息子だけ。
後はお友だちと楽しそうにお菓子を選んでいます。
顔見知りのお友だちは、息子に『おう、Y~』と、
気軽に声をかけてくれます。
しかし息子はフードをすっぽり被って、隠れようとします。
何故でしょう・・・
イジメ等にあっている感じは微塵も受けません。
それどころか、低学年の時に仲の悪かったお友だちとも
今は楽しく遊べるようになりました。
何ででしょう・・・
修学旅行のしおりを見ながら、少しずつ用意をしたり、
自分の部屋番号を確かめたり、
『お友だちとお菓子を交換するんだ~』と楽しそうに言っているのに・・・
考えれば考えるほど切なくなってしまって仕方がありません。
これから思春期を迎えるにあたって、何でも相談できるお友だちが
必要になってくると思いますし、いつまでも私が守る訳にも行きません。
私はあくまでも影から息子を支える。
そういう気持はあるのですが、中々うまくいきません・・・
でも、こればっかりは本人の気持ちが大きく左右する問題です。
少しずつ成長している息子。
きっと親離れももう少し先なのかもしれません。
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