鬱のお薬を飲み始めてもう4年以上。
未だに通院しています。
この症状。治したいし、お薬を早く止めたいんだけど、
中々難しいようです。
少し良くなって、『お薬を減らしたいんです』と、お願いすれば
先生は過去のカルテを見て、『じゃあこの薬を半分にして
様子を見てみましょう』と、減らして下さるのですが、
大きな波が来て、『最近はどうもダメなんです…』と言えば、
『じゃあ、薬の量を増やしましょう』と、また逆戻り…(T T)
薬を飲んでいて、顕著に感じる弊害は、
『疲れ』『眠気』それと『記憶力の低下』です。
どの症状も辛いのですが、とりわけ『記憶力の低下』には
本当に困ります。
まず仕事上の支障が大きい事。
20人以上居るご利用者様の食事量、水分接収量、
何時にトイレに連れて行って、どういう状態だったか・・・など等
いちいち記録する暇が無いので、頭で覚え、時間の出来た時に
記録用紙に書き込みます。
食事量なんて、次々と片付け、他のご利用者様の介助をしつつ、
投薬までこなしていたら、誰がどれ位食べたかなんて、
覚えていられません。
いえ・・・これはもしかして薬の弊害ではなく、
元々物忘れがひどいのかもしれませんが・・・(笑)
でも、息子との会話、等でも時折『ママ~、この間言ったよね!』と
責められる事もあります。
実はさっきも・・・(^^;ゞ
実は来月には会社でインフルエンザの注射があります。
これは正社員でなく派遣の私も対象になり、
近日中に問診表を書く事になるのですが、
容易に想像できる項目は『現在服用中の薬』・・・
これは、副作用を防ぐ為にも必ず項目に入っていると
思われます。
う~ん・・・困った~ などと言いつつも、
書くつもりはありません。
まあ、大丈夫でしょう。たぶん・・・(笑)
それでも、こういった体験をしているからこそ、
鬱になっているご利用者様の気持ちに共感できたりします。
何も言わず、ただ側で手を握り、お話を聞きます。
一通り話し終えたご利用者様は『ありがとう。長い話に
付き合ってくれて本当にありがとう』と、少し笑顔を見せて
言って下さいます。
本当に人生に無駄な経験はないんですね。
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