今日は中学の通級指導教室の説明会に参加しました。
中学の通級指導教室はうちからはバスと地下鉄です。
しかも原則、親は送迎せず、子どもだけが通う事になっています。
バスや電車の乗り継ぎは何回か付き添えば覚える事は出来ます。
問題は本人の気持ちとやる気。
今日の説明会は親のみの参加で、授業風景も見学は
出来ませんでしたが、私の印象は
『とってもお行儀の良い学校』という印象を受けました。
放課後の時間帯で、普通級の生徒達は廊下や階段に
いましたが、皆が皆『こんにちは~』と、大きな声で挨拶を
してくれます。
男子生徒ももちろん、女子生徒達も皆声をそろえて
『こんにちは』と。
合唱コンクールでもあるのでしょうか、校内には音楽が
流れており、生徒達は楽しそうに皆歌っています。
20人位で見学に校内を歩いていた私たちにも
別段驚くわけでもなく、笑顔で挨拶してくれるその姿は
本当に『とってもお行儀の良い学校』に感じられました。
しかし通級指導教室担当の先生の『ADHDやアスペルガー等の
名前にこだわらず、子ども個人を見て、どう接すればいいのかを
考える』という言葉に少し不安を覚えました。
個人を尊重して下さるのはありがたいのですが、『書字が苦手な
子には、徹底的に書字をさせます。すると、書ける様になります』と
自信満々にいう姿に塾の先生と同じ雰囲気を感じたのです。
『書字・読字』が出来ないのはディスレクシアの大きな特徴です。
そして、その弱点を補う為に、アメリカなどではパソコンを使って
勉強をする方法が認められ、言語科の先生もそれが大切だと
仰っていました。
そしてその事が真実だと言う事は、1年間塾に通わせた私にも
何より解った事です。
出来るようになる。
そうなればそれは何より嬉しい事です。
ですが、どうしても出来ない事もある。
それをふまえた上で出来ない事をどう乗り切ればいいのか、
という事も大切な事なのではないでしょうか。
色々と考えさせられる一日でした。
結論は・・・まだ時間がかかりそうです。
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