今日は大掃除をしました。
と言っても、自分の家ではありません。
友人の家です…。
友人は女性です。しかももうすぐ50歳。
前の前の会社の同僚で、それからもう一人の同僚と
3人でいまだによくカラオケに行ったり、子どもを連れて
遊んだりしているのですが、この友人は片付けが出来ません。
まずタンスを開けて感じた事は『あ!娘のタンスの中と同じだ!』
洋服の上に洋服が乗り、そのまた上に洋服が乗っている…
これじゃあタンスを開けてすぐに洋服が選べないと思うのですが…
更に夏服、冬服が混同されていて、一体どうなっているのかと
思ってしまいましたが、問題はそのタンスの前に物が積み重なっていて
どう考えてもタンスが開かない状況に陥っているのです。
なので、着る服が無いと言っては新しい服を買い、
何を買ってどこに仕舞ったのかを忘れるので、
更に買い足すという悪循環に陥っています。
同じだ…正に娘と同じだ…
そして更に更に自分は殆ど片付けていないのに、
主に片付けていた私と友人以上に疲れきっている事。
相当なストレスに陥っているらしく、無口になり、呆然となり、
立ち尽くしています。
いる物といらない物を分別させていると、
ぼけ~っと物を見出して中々片付けられないのです。
その様子を見て、『娘の末路…』と、呟いてしまいました。(笑)
しかし、今回の片付けられない友人の憔悴しきった姿を見て、
『あ~、息子も勉強を強いられている時にはこうなのかなぁ~』と
つくづく考えさせられてしまいました。
その友人に詳しく聞いてみると、『片付いた事は嬉しいが、
その状態をちゃんとキープできるか解らない』との事。
更に『頭のてっぺんが痛くなった』とも言っていました。
『片付いている』『片付いていない』は、人の観点から感じる事で、
その基準はありません。
娘にしても息子にしても『部屋が散らかっている』=『気持悪い』
=『恥ずかしい』=『だから片付けよう』という考えにはならないようです。
あくまでも私から見て『散らかっている』⇒『だから片付けなさい』
と言っても、当人達はどこが散らかっていて、
どう片付ければいいのか解らない様子です。
そしてこの友人もです…
帰りの車中、一緒に片付けた友人と2人で、
『難しい問題だね~』と、しみじみと語りながら帰って来ました。
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