介護の業界は
万年人手不足です。
私の職場も同じく人手が無くて、未だに
3フロアーを2人の
スタッフが
夜勤しています。
つまり、常に
スタッフの居ないフロアーが存在すると
言うことです。
更に平均夜勤時間は
18~19時間。
休憩は全くありません。
o(TヘTo)
でも、それでも続けられるのは、
やっぱり
この仕事が大好きだからです。
以前から
息子にもこの仕事が合うのではないかと
考えていたのですが、問題は
介護業務と同じく重要な
『記録業務』があるのです。
『記録業務』は一人、一人のご利用者様の
日々の出来事を
書く仕事なのですが、夜勤帯については私は
24人分の
『記録業務』を、
介護の合間に書いていきます。
内容は、
食事量から、
投薬の有無、
2時間毎の巡視の
内容と、
ナースコールの内容まで。
そして、それらを
基にした自分なりの所見まで書かないと
いけないのです。
更に頭を悩ませるのは
専門用語が多いのです。
臥床
褥瘡
右側臥位
端座位
仰臥位
傾聴
徘徊
など等、それらを
手書きで書いていきます。
※PCだと後から改ざんが出来てしまう為、
有料老人ホームでは
公的な書類にならないらしいのです
そんな意味合いを持つ書類なので、
事細かく書く必要があり、
これに
殆どの時間を使ってしまいます。
息子にこれが出来るか・・・
いんや! 出来るはずも無い!
しかも巡視は
真っ暗な廊下を懐中電灯を
なるべく点けずに
歩き(ご利用者様が起きてしまうといけないので)
静かに、
気配を消して、一部屋一部屋を見て回ります。
のみならず!右を向いて寝ていたとか、
上を向いて寝ていたとか
目を瞑っていても、寝ているという事にはならず、いびきをかいて
寝ていれば
『入眠』という言葉が使えます。
それらを
余すところ無く書いていく『記録業務』
息子には・・・
無理だろう・・・
しかも、当然
第三者が見て、読める字でなければいけません。
昨夜も日勤の時に書いた記録が読み辛くて、夜勤明けの今朝、
『字が読めないから、フリ仮名ふって下さいよ~』と、介護長に
言ってしまった私。。。(^^ゞ
とにかくその膨大な『記録業務』の多さに、
『書記が欲しいよね』
などと、スタッフ仲間と冗談を言い合うくらいです。
人手不足・・・ だから、
息子を雇ってくれないかなぁ。。。
動物や年下の子には優しい息子。
きっと
息子にも向いている仕事だと思うんだけど。
でも、老健などではPCでの一括入力をしていたので、
施設の形態によっては出来るかな・・・とも思うのですが。
そういえば以前働いていた有料老人ホームでは、外国の
方が働いていたのですが、文字が書けないという事で、
記録業務からは外されていた記憶があります。
よし! いける! ・・・かもしれない。
でも・・・
『親の心子知らず』とも言うし、
結局
親の思い通りに事は運ばないんですけどね。(笑)
ついつい息子の将来を考えてしまう私。
親の悩みは尽きないですね。ε- (´ー`*)
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