昨夜、頑張って旅行の荷物を揃えていた息子。
1階に置いてあるリュックに洗面用具を入れようと
階下に下りていったと思うと、
すごい勢いで戻って
来ました。
『んん?やけに早いな~?』と、思う暇もなく、
『ママ~!し・・・下にすごい大きな足長蜘蛛がいた~!』
『すごい大きくて、すごく足が長いんだよおお~!!』
『あ~!今日はもう、下にいけない~!!!』
『この荷物は明日入れよう~』
『はぁ、、、はぁ、、、はぁ、、、』←かなり息切れしている様子
我が家はそんなに郊外だとは思わないのですが、庭に鬱蒼
とした木々があるからか、この時期から秋までは様々な
『虫』に
悩まされます。
蜘蛛はもちろん、ゴキブリ、ムカデ、もろもろ・・・
更に蛇やネズミなど等、良く言えば
『自然虫(動物)観察屋敷』
そのまま言えば
『虫屋敷』・・・
そして私をはじめ、娘も息子も蜘蛛、ゴキブリは
大嫌いです。
・・・いえ、好きだと言う人の方が圧倒的に少ないとは思いますが・・・
ちいさ~な蜘蛛がお風呂場に出ただけで、娘は頑なにお風呂に
近づかなくなるし、娘や息子と一緒にお風呂に入っていた
数年前は、
いきなり湯船から
飛び出して行き、何事かと壁を見ると
蜘蛛と目が
合ったりします。
←つまり、娘も息子も
私を見捨てて、自分たちだけ
サッサと
逃げたのです。
そんな息子の言うことだから、まぁ、そんなに
大きくはないだろうと、
すっかり忘れていた今日。。。
仕事から帰り、息子のいない静かな環境の中、
ゆっくりと湯船に
浸かっていると、何やら
目の端に動くものが・・・
『んっ!?』と思い、壁を見ると・・・
お・お・おお~!
でかい! でか過ぎる!
これはゲームで言えば
ラスボス級!
そんな大きな蜘蛛が
のっしのっしと壁を歩いています。
足も確かに
長い。長いけど、いまいち
動きが鈍いのはその体の
大きさゆえかもしれません。もしかすると
息子の掌くらいの
大きさかもしれません。
私はそのあまりの大きさのあまり、
恐怖より感嘆。
『これは・・・すごい・・・これじゃあ息子が騒ぐのも無理は無い。
いやぁ~疑って悪かった』などと、考えながら蜘蛛を
凝視。
しかし・・・
さて、どうしよう・・・
予断ですが、ゴキブリにはめっぽう強い
ゴキブリ専用の
殺虫剤は
ムカデや蜘蛛には
全く効かないってご存知でしたか?
あんなにしぶといゴキブリは瞬殺なのに、
不思議ですよね~
じゃ、なくて。
この
状況。殺せないし、バシッと叩いて足とか内臓が飛び散ったら
嫌だし、その
勇気もないし。。。
仕方ない。ここは
平和的に出て行ってもらおう。と、考え、
そろそろと湯船から上がり、
窓をすすすす~~~っと開けました。
『お願いだから、窓から出て行って!
お願い!お願い!お願い!』と・・・・・
すると私の
祈りが通じたのでしょうか。
蜘蛛
はのっしのっしと窓から出て行ってくれました。
あああ~ 嬉しい!
私はまるで一日の仕事を終えたかのような
疲労感。
しかし、我が家の
虫季節は始まったばかり。。。
特に何故か私の部屋には
ムカデの
出現率が高いのです。
その為にベッドを
パイプの簡素な物にし、常に
ガムテープを
常備しています。(
←やはり殺せないのでとりあえず
ガムテープで封印し、1シーズンそのままにします)
さて、次に遭遇するのは
何の虫か・・・
そして
誰が遭遇するのか・・・
暖かい季節は嬉しいのですが、虫の出没だけは
勘弁して欲しい我が家です。
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