一向に返って来ない
息子の靴。
もう、半ば諦めて、それでも仕事から帰ると
玄関で
靴をチェック。
息子に聞けば、また
怒り出してしまうので、
なるべくその話題には触れないようにしていました。
が!
昨日、仕事から帰ると玄関に
袋に入った靴が・・・
一瞬、
『あ~! 戻ってきたんだ~!』と
喜んだのですが、よく見たら、息子の無くなった靴と
引き換えに
残っていた靴。
担任の先生は息子の靴が見つからなかったら、その靴を
履いたらどうでしょう。というお電話を先週頂いたのですが、
それはちょっと・・・と言い、息子に持たせた靴です。
・・・嫌な予感
そして夜に担任の先生から電話がかかってきて、
嫌な予感は決定的に。。。
先生曰く
『やはり靴は見つからなかったので、その靴を履くように
Y君にも話して持ち帰って頂きました。よく洗って履いて頂ければ、
新品を買って余計な出費をしなくても済むと思いまして・・・』と。
おいおいおい!
こっちの家計は余計なお世話だ! と、思いつつ、
それにしても靴が無くなった
⇒残った靴があった
⇒だからその靴をよく洗って履く・・・
この考えにはどうしても
承服しかねます。
誰の靴?
もし悪意があって返さないのなら、その悪意のある子の靴を
洗い、尚且つ
傷ついている息子に履かせるの?
極論、もし
水虫でもあったらどうするのよ!?
それが教育方針かい!
おっと、ついつい過激になってしまいました。ヾ(´▽`;A
でもね!息子は布団を被って、声を殺して
泣いているんです。
悔しくて悔しくて仕方ないんです。
そりゃそうでしょう。私だって悔しくてしかたないのに、
10歳そこそこの息子にそれを
我慢しろだなんて言えません。
ましてや
その靴を履け、などとは・・・
でも、先生も思案に暮れて出した結論なのでしょう。
一生懸命探して下さったことには感謝しています。
だから
『見つかりませんでした。すみません』だけでいいから。
靴を持ち帰らせるのはやめて!
もしかして私が
過敏に
反応しているだけなのでしょうか?
ここは
家一番正論をぶちかます娘にいきさつを話して
意見を聞こうとしたところ・・・
『はぁ~?』
『マジ!?』
『学校乗り込めよ!』
と、私以上に
怒り爆発。
ああ、とりあえず私の
気持ちを解ってくれる人がいた。
事、息子に対しては
シビアな反応をする娘が、
『私も一緒に
行くから、学校に乗り込もう!』とまで言ってくれました。
いえ、別にそこまでしなくても・・・(^-^;;;;;;)
とりあえず、
心を落ち着かせ、
怒りと悔しさを飲みこみ、
息子には
『無くなってしまった事が悔しいのはよく解るから』
『こんなに嫌な思いをしたけど、もし今度お友だちが同じように
なったら、貴方はその痛みが誰よりも解り、慰めてあげる事が
できるでしょう?』
『誰だか解らない靴は履かなくていいけど、靴が無くなった
からといって、投げやりになったり、部活をサボったりしたら
ダメだよ』
『今度新しい靴を買おうね』と言うのが精一杯でした。
息子は
『じゃあ、山に行く為の靴も買ってね』と、
とりあえずは
怒りと涙を収めました。
それで
ももやもやと嫌~な気持ちが残っていますが、
これも一つの
経験なんですよね。
うん、そうだ。
きっとそうだ。
経験値はたくさんあった方が
レベルが上がる。
そう思って。。。いえ、
思い込み、
自己暗示をかけました。(笑)
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