昨日の仕事では、帰り間際に寝たきりの方のおむつ交換と、
体位変換をしたのですが、いざオムツを開いてびっくり!
詳しい内容は書けませんが、この仕事を始めて10ヶ月、
最大のピンチの状況に陥りました。(^^;ゞ
何とか対応しようとあがくのですが、事態は一向に前進せず、
このままではご利用者の方に負担をかけてしまうと判断し、
フロアにいた先輩にヘルプを出しました。
先輩にヘルプを出したのはこれが初めてです。
今までも危機的状況に追い込まれた事はあったのですが、
持てる知識と力を最大限に発揮し、乗り越えて来ました。
しかし、昨日はついにヘルプ!
『今までで最大のピンチなんです。もう手も足も出せません。
助けて下さい~』と、先輩に泣き付きました。
しかも先輩と言っても私の半分の年齢、現在大学に通いながら
福祉の仕事の勉強をし、働いている方です。
しかし、何より経験がものを言う世界。
てきぱきと処置をしてもらい、何とかピンチを脱出。
まさに己の非力を思い知った日でした。
そして、そして この状況を今の息子に当てはめて
考えてみました。
『手も足も出ない』そして『どうしていいのか解らない』
私の場合はそれを言葉で先輩に伝え、代わって処置をして
貰いました。そして私はその姿を見て、より自分が経験不足だと
強く感じました。
では息子は?
息子はそんな思いの毎日なのかもしれない。
しかも『言葉』に障害を持つ息子はそれを説明する術も無い。
これは結構大変かもしれない。
そんな風にも感じました。
今夜も『部屋を掃除しなさい』との私の言葉に
散らかった部屋を見た息子は
『あ~!どっから片付ければ解らない~!!』と、
パニックを起こし、結局拒否。
私が掃除をしながら息子に掃除の仕方を教えるハメになりました。
ちなみに今朝は娘に洗濯物の干し方を見せて教えました。
『経験』 これに勝る物は無いと思いました。
勉強の『経験値』
礼儀の『経験値』
日常生活の『経験値』
まずは色々な事に挑戦し、『経験値』を上げる事が
成長時期にある子どもにとって不可欠だと思いました。
そしてもちろん大人になっても『経験値』はとても必要だと
改めて感じました。
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