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 発達障害を持つ息子との毎日。                                                      息子の成長を願い、望み、時には喜び、時には悲しみ、                                           それでもきっとたくさんの花を咲かせてくれると信じて過ごしている様子です。                                    私の愛すべき娘と息子との日々をご紹介します。(^∇^*)♪
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プロフィール
HN:
鈴蘭
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性別:
女性
職業:
介護福祉士
趣味:
娘と息子♪
自己紹介:
 発達障害の息子と共に歩む
母親です。
 毎日を楽しく過ごす事を
目標に頑張っています。^^
 それでもやっぱり楽しい
事ばかりではありません。
 時々グチもこぼしますが、
宜しくお願い致します。
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 Sさん 
 今日、前に勤めていたデイ・サービスの職場の人から
メールを頂き、私が担当していた人たちの中のSさんが
亡くなられた事を知りました。

 Sさんは、認知症の他に末期の癌を患っており、
たくさんの薬の副作用で、痛みは感じないようなのですが、
他者とのコミュニケーションは全くとれない方でした。
 
 でも、何故かいつも笑顔でフロアの中を絶えず
歩き回っていました。
 時々パニックを起こし、介助をしようとするスタッフを
怒鳴る事もしばしばありましたが、何故か怒鳴られるのは
男性スタッフばかりでした。

 Sさんは男性ながら小柄な方なので、体格のいい
男性スタッフが前に立つと、怖かったのかもしれません。
 徘徊される方が多い認知症のフロアの中でもSさんは
殆どの時間を歩いておられ、始めはその後を追いかけて
ばかりで(転倒の危険があるので)仕事が終わると
クタクタになっていました。

 数ヶ月入院をしたり、戻ってきたりで、あまり接した時間は
長くはないのですが、クリスマスツリーを皆で作り、その前で
ご利用者様のお写真を1枚ずつ撮り、クリスマスカードにして
ご家族に贈ったのですが、その時のSさんの笑顔は本当に
素敵な笑顔でした。

 生きているという事は本当に素晴らしい事だと思います。
毎日を笑顔で、穏やかに過ごし、天国に召されたSさんの
ご冥福を心からお祈り申し上げます。
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 ○ムスン 
 某介護業最大手の○ムスンが摘発され、
不正が追求され、会長の方も色々な番組に出演し、
追求の場面が見られます。

 私の派遣元も派遣先も大手ですが、○ムスンではありません。
しかし、その内情については同情すべき事情も絡んでいると
私には思えてならないのです。

 昨年新たに施行された介護保険法。
これにより、今までのように介護していたのでは
赤字になってしまう状況が発生するのです。
 毎年増え続ける介護を必要とする方々。
その状況に対応すべき方法として、今までの介護度を見直し、
介護度を下げるような仕組みとなってしまったのです。
 介護度を下げるという事は、ご利用者様が利用できる金額も
下がりますし、施設に入ってくる金額も下がる訳です。

 しかし、同じご利用者様の介護度が下がったとしても、
今まで通りの介護の方法と人手は必要です。
 介護度が下がったと言ってもそれはあくまで書類の上。
ご利用者様自体の介護度が軽くなるわけではありません。

 ○ムスンが、水増し請求をしたとして、追い詰められていますが、
果たして私腹を肥やす為にだけに行ったのでしょうか?
 介護の世界では、離職は日々当たり前のようになっています。
そして、常にヘルパーが求められている世界です。
 本来力仕事の多い、この仕事にこそ男性がたくさん入ってきて
欲しいのですが、現状では若い男性はある程度働くと
職場を去って行ってしまいます。

 答えは簡単。お給料が少なく、夜勤などの仕事も多くて
結婚適齢期を迎えると安定した職業を求めて
退職して行ってしまうのです。

 私の今の派遣先には男性スタッフはわずか3人。
しかし、女性のご利用者様が多いこの業界では、
男性スタッフが女性のご利用者様と関わる事で、
女性のご利用者様の心が満たされ、
安心される事も多いのです。

 若く、希望に満ちて入ってくるヘルパーさん達。
しかし日を追うごとに、疲れが滲み、無口になっていきます。
『好きだから始めた職業』『自分が選んだ道』
それは当たり前なのですが、余りにも人手が足りないのです。
コンビニと同じような時給で気力、体力を維持し、
家庭まで維持して行くのにはやはり限度があります。

 私が以前勤めていた施設では850円の時給では
希望者が来ず、時給を900円に上げ、その分休憩時間を
長く取り(休憩時間は時給に含まれない為)
スタッフをパート制にし、雇用保険、社会保険など、
一切の保障を付けない事で出費を抑えてやっていましたが、
やはり介護保険法改正の後、赤字を出してしまったらしいです。
 そして、私のようにフルタイムで働きたい人間にとっては、
保険も無い会社では長く働けず、今の派遣元に移りました。

 介護の仕事はやりがいのあるお仕事です。
私はこの仕事に誇りを持っています。
 しかし、今のままの体制ではいずれ破綻をきたす日が
来るのではないかと不安を覚えてなりません。

 表面上の○ムスンのみの追求ではなく、
その裏に潜む介護保険法にまで光を当てて、
全ての方に介護現場の実情を知って欲しいと思います。
 私は今の職場では派遣社員として働いています。
特に派遣が良かった訳ではなく、自宅近くにそういった
施設がなかったり、あっても時給の面や、夜勤が必ず
あったりで、中々自分の理想とする職場がなかったので、
とりあえず派遣に登録し、紹介を待ちながら仕事を続けて
いました。

 ところがやはり人手不足の業界。
登録と共に、すぐに派遣の依頼が来ました。
しかも以前、私が求人誌を見て、問い合わせた施設で、
その時は夜勤も出来ないと…との回答だったので
見合わせた施設でした。
 逼迫した人手不足で、日勤だけでもいいからと
派遣の要請が来たとの事でした。
 しかも時給は直接働くより、300円も高かったです。^^

 しかし、派遣社員に求められるのは速戦力。
通常正社員や非常勤の人は見習い期間が1ヶ月あり、
その間は常に先輩と一緒に仕事を学べます。
 ところが私の場合はたったの3日。
日々、メモをとり、メモを見ながら仕事をする毎日でした。

 休日はシフト制で、希望のお休みの日を予定表に書き込みます。
私の場合は、主に息子の学校行事を優先したかったので
それ以外の日はお休みの希望は入れませんでした。

 しかし。。。土・日曜日の出勤ばかり。(^^;ゞ 
ゴールデン・ウィークも連続出勤で、
さすがに子ども達に申し訳ないと思いましたが、
仕事は仕事。解ってもらう他はありません。
 そして今月も全ての土・日曜日は出勤となっています。

 息子はやはり、休日に私が居ないと寂しそうです。
毎晩『ママ、明日は仕事?お休み?』と聞いて来ます。

 一見不安定に見える派遣のお仕事も、派遣元で保険や年金にも
加入してくれますし、仕事の更新も派遣元の担当者が間に立って
やってくださるので、結構私は気に入っています。
 ボーナスや退職金はありませんが、煩わしい人間関係もないし、
仕事以外の書類書きや、イベントの考案も無く、終業時間になると
さっさと帰れます。

 今の職場は3月からで、1ヶ月単位の更新です。
確かに更新が打ち切りになってすぐに他が見つかるのかという
不安は常にありますが、贅沢を言わなければ常に人材不足の
仕事なので、すぐに働ける事も私にとっては嬉しい事です。

 この仕事、すぐに働けるけどやはり離職率も多いです。
そんな中でも私にとってはかなりやりがいを見出せる職場で
息子にもオススメしたいとも考えています。

 誰かに必要とされる事は、自分の力を蓄えるチャンスでもあります。
そして強くなって行くんですよね。(^^;ゞ 
 それでも娘の成人まであと4年。息子は9年あります。
まだまだ精神的にも肉体的にも強さを保っていないと
いけない私です。 ^^v
 重役出勤 
 平日なら本数の多いバスも、土・日曜日は
一気に本数が減ります。
 特に田舎という訳ではないとは思うのですが、
電車に乗るためには必ずバスで駅まで行かないと
いけません。

 そして今日。 一つ先の停留場まで歩いて行き、
(土・日曜日は最寄の停留所から丁度良い時間のバスが無い為)
その始発のバスターミナルでいつものバスを待っていました。
8時3分にそこのバスターミナルから出発するバス。
そのバスに乗って15分くらいで職場近くの停留所に着きます。

 しかし、バスが出ない。待っても待っても時間ばかりが過ぎて
バスは一向に出発する気配がありません。
バスターミナルにはバスが1台。
きっとそのバスだと思い、8時5分、10分とジリジリしながら
待っていたのですが、やっと運転手さんが乗って行き先表示が
出たと思ったら、何と逆方向の駅行きのバス。

 焦った、焦った!
 その運転手さんに聞いてはみたのですが、
他の路線は解りません、とつれない返答。
 やがてそのバスも出てしまい、バスターミナルに残ったのは私一人。

 遅刻、欠勤、早退が嫌いな私はもう、泣きそうなくらいの気持でした。
走れば25分位で着くかもしれない。でも、25分走る自信はありません。
どうしよう、どうしよう!
とりあえず歩き出した私の向かい側から何とタクシーが!
『うおっ!これは・・・乗るしか!』と、思いきや生憎、
他のお客さんが乗っていて、当然私の前は素通り。

 こんな道にそうそうタクシーが来るわけはない。
もう、走るしか…

 と!

 何とまたタクシーが!
しかも眩いばかりに【空車】の表示が輝いています!
 滅多にタクシーに乗らない私は手の上げ方もぎこちなく、
でも、このタクシーは逃せないと、大きく手を振りました。

 そしてタクシーは、止まってくれました。^^v
行き先を告げると『どういったルートで走りますか?』と
運転手さんに聞かれ、私は迷う事無く『最短ルートで!』と
答えました。

 早い!早い! さすがにタクシー。
裏道にも精通していていつもの到着時間に間に合う事が
出来ました。(^∇^*)♪
 『ありがとうございました。助かりました!』と、お礼を言い
仕事場へ・・・

 思いもかけず重役出勤。(笑)
その料金は1メーター、バスに3回乗れる金額でしたが
仕事場との信頼関係には代えられません。

 あ~ 久々に泣きそうなくらい焦った日でした。(^^;ゞ 
 昨日の仕事では、帰り間際に寝たきりの方のおむつ交換と、
体位変換をしたのですが、いざオムツを開いてびっくり!
 詳しい内容は書けませんが、この仕事を始めて10ヶ月、
最大のピンチの状況に陥りました。(^^;ゞ 

 何とか対応しようとあがくのですが、事態は一向に前進せず、
このままではご利用者の方に負担をかけてしまうと判断し、
フロアにいた先輩にヘルプを出しました。
 先輩にヘルプを出したのはこれが初めてです。
今までも危機的状況に追い込まれた事はあったのですが、
持てる知識と力を最大限に発揮し、乗り越えて来ました。

 しかし、昨日はついにヘルプ!
『今までで最大のピンチなんです。もう手も足も出せません。
助けて下さい~』と、先輩に泣き付きました。
 しかも先輩と言っても私の半分の年齢、現在大学に通いながら
福祉の仕事の勉強をし、働いている方です。

 しかし、何より経験がものを言う世界。
てきぱきと処置をしてもらい、何とかピンチを脱出。
まさに己の非力を思い知った日でした。

 そして、そして この状況を今の息子に当てはめて
考えてみました。

 『手も足も出ない』そして『どうしていいのか解らない』

 私の場合はそれを言葉で先輩に伝え、代わって処置をして
貰いました。そして私はその姿を見て、より自分が経験不足だと
強く感じました。

 では息子は?
息子はそんな思いの毎日なのかもしれない。
しかも『言葉』に障害を持つ息子はそれを説明する術も無い。
 これは結構大変かもしれない。
そんな風にも感じました。

 今夜も『部屋を掃除しなさい』との私の言葉に
散らかった部屋を見た息子は
『あ~!どっから片付ければ解らない~!!』と、
パニックを起こし、結局拒否。
 私が掃除をしながら息子に掃除の仕方を教えるハメになりました。
ちなみに今朝は娘に洗濯物の干し方を見せて教えました。

 『経験』 これに勝る物は無いと思いました。
勉強の『経験値』
礼儀の『経験値』
日常生活の『経験値』

 まずは色々な事に挑戦し、『経験値』を上げる事が
成長時期にある子どもにとって不可欠だと思いました。
そしてもちろん大人になっても『経験値』はとても必要だと
改めて感じました。
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