外でお友達と遊んでいた息子が私の部屋に来て
『ね~ママ~。2,500円貸して~ちゃんと返すから~』と
言ってきました。
私は当然『何に使うの?』と、聞いたのですが、
息子は『ん~~~』と、言うだけで何に使うのかを言いません。
私は『何に使うかも言えないようなお金は貸せないから』と、
ピシャリと断ると、息子はふて腐れ、ぶつぶつ文句を言ったり
私に聞こえるように大きな溜息をついたりします。
それでも私は無視。
2,500円と言えば、息子の1ヶ月のお小遣いより大きい金額です。
金額の大小は別としても、それを何に使うのかも言えない事に
私は大きな不安を覚えました。
しかし息子は頑として言わず、布団に潜り込んでしまいました。
そのうちに一緒に遊んでいたお友達が尋ねてきたのですが、
結局その日はそれ以上遊ばず部屋に篭ってしまいました。
どうやらお友達も関係しているようです。
嫌だなぁ。。。
そんな漠然とした不安が湧き上がりましたが、
今は息子も自分の思い通りにならなかった事に対して
心の持って行き場が無く、イライラしているのでしばらく時間を
置いてから、再度話を切り出しました。
やっと聞き出した息子の話だと、お友達と『何か』を
『どこか』に『買いに行く』という事だったようです。
そしてお友達はお母さんからお金を借りたそうです。
でも『何』を『買う』のかについては『だって、ママに言うと何か
言われそうなんだもん~』と言って話しません。
『そんなにやましい物を買うつもりなの?』と、聞くと
『そんな事ないもん』との返事。
しかし、『何』なのかはついに息子は言いませんでした。
まぁ、『何』なのかは今はそれほど私の中で問題ではなく、
『貸して』と言って、簡単に『はいよ』と、お金は貸すものではない事。
そして、借りれなかったからといって、ふて腐れるのは筋違い。
更に、息子がお金を借りてくると思ってお友達を平気で待たせるのは
せっかく遊んでくれるお友達に不愉快な思いをさせる事。
そして、ハッキリと説明しないと私は直前まで遊んでいたお友達に
対して、『もしかしてお友達がお金を貸してって言っているのかも
しれない』など、勝手に思い込んでしまう事もあること、など等を
話しました。
果たして息子はどこまで理解できたのかは解りませんが、
学校にもお金を持って行って、時々お友達に貸していると言う
息子に対して(ジュース代を忘れたお友達に貸して、
もちろんしっかり返してもらってるとは言ってますが)
お金の怖さを教えるのは結構頭を悩ませます。
娘とは違い、あればあるだけお金を使ってしまう息子。。。
私に似ていると言えばそれまでですが、息子にも、そして
せっかく遊んでくれているお友達にも不愉快な思いは
してほしくないと思います。